Ryoco Otowa Journal

sakura!!

sakura

　目黒川の桜です。
　もっと晴れていたらよかったけど、それでもとってもきれいでした。
　桜の季節の週末って、雨が多いけど今年はなんとか持ちこたえてくれましたね。
　新緑が芽吹き始めていたから、近いうちに一斉に散ってしまうかもしれませんね。
　ああ、桜。大好きです。

ララジョイ

　人混みを抜け、ようやく辿り着いたcafeでは美味しいナシゴレンをいただいた。
　ララジョイっていう飲み物が、どうしても気になった私たちは、同じものをオーダー。
　これが、とっても美味しかった。ナシゴレンもとっても美味しかった！
　そして、店員さんが、とってもキュートでした。（注：男性です）
　miyuは、男の人が作った味がしてとっても好感が持てたと言っていましたよ。
　実は、このcafe、ずっと前に行ってみたいなあと思っていたお店だったので、入ったのは偶然だったんだけど嬉しかった。ごちそうさまでした！
　そして、ゆ〜っくりお話し出来てよかったな。
　miyuとは、また色々一緒に何か作れたらいいなって思ってます。
　盛り上がって行きましょ。



　桜、見上げてますか？
　今だけだから、思う存分見上げてくださいね〜
　enjoy!!


　愛を込めて。
　Ryoco

ひとりだち。

candle

　東京の桜はすっかり満開みたいですね。
　そのせいか、夜なのに、ご近所をうろうろしている人たちが多かった。

　私も、週末は桜を見上げようと思っています。

　本日、引き継ぎをしてくれた人のお仕事最後の日でした。とっても素敵な先輩だったので、できるならば一緒にお仕事してみたかったなあなんて思ったり。
　私だけじゃなくって、今まで５年間の間に、色々な人たちとのコミュニケーションがあったから、そのみんなにとても惜しまれていました。

　私は、お別れの淋しさもあるのだけど、いよいよひとりだちだっていう意識も強くって緊張しています。今までした事のないようなお仕事だし、ひとりでスケ ジュール管理して、コミュニケーションとっていかなきゃって事が多いから。それだけじゃないけれど、とにもかくにも、来週からひとりだちです。
　大丈夫かな〜って思うけど、もうこれはやるしかないからね〜。

　写真のキャンドル、とっても素敵でしょ。
　キャンドルアーティストなる人が作った、とってもきれいな色のキャンドル。
　お友達にもらったの。
　私は、ろうそく色々持っているけれど、この色を見ていると、とっても心が和らいでいきます。

　お仕事も、ひとりだちが始まるけれど、自分自身についても、改めてひとりだち、再スタートという気持ち。

　ひとまず、週末は肩の力を抜いて楽しみましょう。
　桜もね！
　Love,
　Ryoco

　
　『SWITCH』や『CUT』に載っていた、オダギリジョーさんのインタビューが、色々な意味でとっても心に残った、そんな夜です。

「こんにちは」ラッシュ。

TOKYO TOWER

　
　いよいよ、桜がきれいに咲きはじめてますね。週末はゆっくり見上げたいなあ。
　とっても楽しみ！
　バタバタと、新しいお仕事が決まって、色々と考える暇もないままにお仕事がスタートしています。前の職場ではお昼は大体お弁当を作って食べていたのです が、毎日のように代わる代わる色々な人が、色々なお店に連れてって頂いていてくれていて、というのも今引き継ぎをして頂いている人のお友達とかお世話に なった人たちの最後のランチにお邪魔しているからなんだけど、こんなに毎日違う人たちとごはんを食べる機会なんて今まで全くなかったので、名前も覚えきれ ないわ、みんなが何を話しているか掴みきれないわで、緊張しちゃうけど、とっても新鮮で面白いです。
　何だか最初は何を話していいか分からないし、どちらかっていうと非社交的なわたしだけど、まあ、背伸びせず、ゆっくり知り合って行けたらいいなあと思っています。背伸びせずに、私は私のままでいけばいいかなってね。
　それにしても、色々な人とお会いしてみると、やっぱり人間って面白いなあ〜って思います。それに、初対面のひとたちが語る私の印象を聞いてみればみるほど、やっぱり内と外の誤差ってかなりあるなあ〜って改めて発見したりもしています。うふふ。
　まあ、もう３１年もそんな自分とつきあっているので、その違いについて悩む事もあんまりないけどねん。
　ここ数日、とっても暖かいので、何だか気持ちよくって街をフラフラしていますが、道ゆく人を見ているだけでもとっても面白い。やっぱり、ひとりひとり違うなあって思う。そんな風に、色々な人たちを見ていると、なんだかむくむくっと力も沸いてくる感じがします。
　人間同士の「違い」を楽しんで行けたらいいなあって思っています。
　おそれず、ぶつかって行けたらいいね。
　こわいなあ！って思ったら、そんな時こそ、思いっきりぶつかっていきたいね。

　愛するお友達たちにも、これから出会う人たちとも、ぶつかりあって色々発見して行けたらいいなあって思っています。
　美味しいごはんたべたり、お話ししたり、一緒に何か作ったり・・・色々したいね。
　「またいつか」なんて言わず、是非遊んでくださいね。なかなか会えない人たちも、お手紙とかメールとかでお話ししましょうね。


　写真は、エレベーターから見える景色です。
　東京タワーがとっても印象的です。
　冬の空気が澄んでいる日には、富士山が見えるそう！ブラボ〜！

Be TARO！

Be TARO

　新しいお仕事で使うPCの隅のほうに、岡本太郎のシールが貼ってあって、初日にそれに気がついた私は、そんな事で密かにとっても嬉しくなちゃって、きっと続けられそうだわ！なんて思っちゃう単純おバカさん。

　何日か経ち、引き継ぎをしてくれている先輩に、岡本太郎さんが大好きだと言ってみたら、何処からか、このシールを探して来てくれてくれました。
　ちょっと、いいでしょコレ。

　タロさんの言葉には、とっても救われた部分もあるけれど、自分の中のいわゆるタロさん的に駄目！だった部分も痛いほど突きつけられてショックを受けたりもした。
　でも、だからこそとっても深く心に刻まれる。
　『強く生きる言葉』という本の帯に、浅野忠信さんが『“瞬間瞬間を爆発して生きろ”とか、まさにそれしかないと思いました。岡本さんにはずいぶん救われました。』って書いていたんだけど、まさに私も同じように思っています。


　タロさんの本は、毎日めくってみては、毎日新しい気持ちで勇気づけられているんだけど、以前とっても深く共感し、勇気づけられたのは、

　いつだって、どっちかが深く、切ないんだ。人間だからね。
　いつでも、片っ方は満たされぬ恋だ。片想いなんだよ。

　片想いで、いいんだよ。恋愛っていうのは、片想いなんだ。

　っていう言葉だだったのだけれど、下のは、昨夜、改めて「なるほどなあ」って思った、同じく恋愛についての言葉。

　自分は恋だと思いこんでいるけれど、実は、いわゆる恋愛ではなく、友情なんじゃないか。
　そういうことはよくあるね。

　どうですか？
　私は、この短い言葉の中に、爽快な真実が凝縮されているって思ったの。
　
　
　そうそう。今日は、植物とか庭がとても好きな人たちの庭の作品を見させてもらう機会があったのだけど、みんなシロウトなのに本当に凄かった。やっぱり好きだって言う気持ちって凄いって思った。
　タロさんの言葉に、『本当の人間はみんな透明な眼をもった強烈なシロウトなのである』っていうのがあるけど、まさにそういうのを垣間み ちゃったような感動を覚えました。好きな事を、ただただその思いだけでやってみる、とにかくやってみるっていうのって本当に、誰にとっても例外なく大切な 事だなって思った。



　
　今夜はこの辺で、おやすみなさい。
　よい夜を。

　Be TARO！


　LOVE,
　Ryoco

強く生きる言葉

岡本 太郎

代々木上原“dish”の壁に。

　この前の土曜日、クミちゃんがチャリンコで代々木上原まで来てくれるって言うから、ちょっと雲行きの怪しい空を見上げながら、雨になりませんように！ってお願いしつつ、私もチャリンコででかけました。
　クミちゃんは、ちょっと道に迷ってしまった様子だったので、私はいつもの古本屋さんで待つ事に。古本屋さんのドアが明けっ放しにしてあったのが、ああ、春の風景だなって嬉しくなった。
　ここ最近、必ずチェックする岡本太郎関連の本が置いてあるだろう棚をチェックしたら、まだ持っていない本が３冊も入っていたので、迷わず全部買っちゃっ た。きっと、このお店のお兄さんは、私が岡本太郎関連の本をチェックしに来る事を予想して仕入れてくれてるんじゃないかな〜、なんて、勝手に喜んでいる私 です。だって、それくらいよく入荷してくれるのだもの。

エフ・クック

　さて、ようやくクミちゃんも到着して、色々と案内したいカフェもあるけど、ひとまずお気に入りのdishへ。
　今回は、初めて、パイとマッシュポテトのプレートを注文してみました。中に、モッツァレラチーズが入っていてとっても美味しかったです。
　お仕事の話とか、食べ物の話とか、最近の話とか色々しました。久しぶりにゆっくり会えたから。

　あつむくんから、お土産を預かって来たと言って、小さなカプセルをくれたんだけど、中にはリアルな金魚のフィギュアが入っていました。
　クミちゃんたちのお家にはベタという闘魚がいるんだけど、一日一回は健康のために闘わないといけないらしく、このリアル金魚のフィギュアを水槽の外に置いて闘わせているそうです。
　可笑しいですね。健康のためって！何でも、闘わないとひれがくっついちゃって駄目になってしまうそうです。
　そう言えば、昔、サンフランシスコに住んでいた友達が、やはり闘魚を飼っていたんだけど、夜になると、水槽に自分の姿が写るので、一晩中闘っていたっけ。ひれが広がるととってもきれいなんだけど、なんだかちょっと、せつなかったなあ。

　久しぶりのdishの壁は、新しい作品が飾られていました。壁一面、山の風景。とてもピンク色がきれいだった。

mountain'swall

　クミちゃん、せっかくチャリンコで来てくれたので、dishを出てから、近所を走り回って案内してみました。
　お気に入りの古本屋。「この人、また来た！」って思われたかもね。（笑）
　それから、今は休暇中と知っていたんだけど、マルイチベーグルにもご案内。その近所のお気に入りの古着屋さんにも寄ってみた。相変わらず素敵な服たちが並んでいました。
　それから、自転車屋さんで空気を入れさせてもらいつつ、有名なパン屋さんルヴァンに寄ってみた。私は家から近い割には、マルイチばっかり通っているの で、とっても久しぶりだった。寄ってみるだけ・・・って思いつつ、焼きたてのカンパーニュを買いました。天然酵母のパンは、やっぱりとっても美味しい。

　それから、ついでに私のお家まで行ってみたいって言うから、散らかっていたけどご招待。ものが増えてしまった私の部屋をみて、参宮橋の（前の）お家を思い出すって言われちゃった。ああ。（さすがにあの時代よりは本の量は少ないよ！笑）
　珈琲を飲みながら、またゆっくりお話し出来てよかったなあ。自転車でこうやって行き来出来るんなんて、嬉しいね。今度は私が、クミちゃんち方面へ行ってみようかな〜

　桜はまだだったけど、とっても気持ちのいいサイクリングだったな。いつもひとりでサイクリングしてるけど、友達とサイクリングって学生の頃を思い出して新鮮だった。

　夜は、Hさんにお呼ばれしてお花見の２次会に、上の階のMieちゃんと一緒に参加させて頂いた。色々な人とお話し出来て面白かったです。相変わらず、Hさんは美人でパワフルで素敵だった。

　残念ながら、ちょっと桜には早くて寒かったみたいですが、待ち遠しいですね。

　日曜日には、お友達が北海道へ。札幌へは2回ほど行った事があるけれど、そんなにいい思い出がある訳じゃないんだけど、とても好きな街だったな。
　札幌かあ〜なんて、すっかり心は北へ傾いていたら、本日、新しい職場で六花亭のお菓子とチョコレートのお土産をいただきました。
　お子さんと、北海道の動物園（旭山動物園は遠くて行けなかったみたい）やスキー場に遊びに 行ったそうで、お話を聞いていたら、増々北海道へ行ってみたくなっちゃった。相変わらず六花亭のお菓子はおいしかった。何でも、新しく出たばかりというお 菓子を買って来てくれたそう。

　さてさて。
　３月は、お別れの多い季節で、４月は新しいスタートが多い季節ですね。
　でも、毎日毎日が新しい始まりだから。
　そう思って、好きだけど気になるけど怖いっ！て思った事こそ、どんどん飛び込んで行きましょ。
　怖いことや、なかなかわからない事って、私たちを突き動かす原動力だからね。
　こわいよ！って感じることは、共鳴して感動することより、もっともっと大きくて凄い秘密の力があるって、最近、心から思ってます。


　怖い！と思った事こそ、失敗を怖れず、自分のまんま飛び込んで行こう！
　（って、これは、タロさんの言葉からもらった勇気）


　愛を込めて。
　Ryoco

A connection of an opening.

　おからこんにゃくと根菜類でパスタを作り、ここ数日の痛風になりそうな食生活（といっても大した事ないかも知れないけれど！）にバランスをとってみたそんなヘルシーな週末を過ごしています。
　こんばんは、涼子です。

　今週は、さよならと、はじめましてがバタバタと押し寄せたそんな一週間でした。
　さようならは、何だかとても淋しくって仕方ないって思っていたけれど、今はそんな風に思うのではなく、哀しみよりも喜びを感じる事ができるようになりました。
　本当に心からの感謝の気持ちで「さようなら」に直面したら、ああ、「さようなら」って、「こんにちは」の入口だったんだって気がついたの。
　出会いがあれば、必ず別れがあるのだけど、お別れと同時に、その関係性はまた新しく始まっているんだなあって。
　例えば。それまでは離れてしまうなんて考えられないって思っていたのに、さようならって心から言えたら、その先にはその人と離れている事に何のこだわりも 持たなくなっていたり。それまではたゆたう心や、どう接したらいいのかとか色々悩んでいたのに、さようならって言ったら、その思いは何処かへ行ってしまって、にっこり笑ってすっきり会えるようになったり。大好きで大切な人も、もっと大切に思えたり...etc.
　そんな風に、「さようなら」は、いつだって新しい関係性を喜びで抱きしめるチャンスなんだなって思ったの。

　諸行無常と言うように、どんな素敵な関係性も同じ気持ちは続かないもの。想いにも、賞味期限があるのだけれど、食べ物と違うのは、想いは変化しながらずっとずっと繋げ、味わって行けるものだなって思うの。
　「こんな想い」の賞味期限が過ぎたら、「あんな想い」が生まれ、それも味わい尽くして、賞味期限が過ぎたら「そんな想い」が生まれて・・・っていうように、生れ変わる想いにさようならする、その次の瞬間には、新しい気持ちを生んでいる。
　そうやって考えていったら、ちょっと嬉しくなってきた。

　私たちは、いつだって始まっている。
　明日死んでしまうかも知れないというのは、誰にでも起こりうる否定出来ない事実で、そんな中で私たちはこうやって一緒に生きているのだから、くよくよしている暇はなかったのですね。
　今、この瞬間は、二度と味わえないのだから。くよくよしているなんて勿体ない。
　私たちは、毎日、はじまっている。この瞬間、いつでも新しい「時」に出会い、始まっている。
　だから、そこに喜びを感じていかないと。
　好きなものは好きなの！って喜びを膨らましてニッコリ笑い、好きな人への想いにもそのままの姿で殉じてニッコリ笑い、下手でも駄目でも、好きな事へ思いっきり飛び込んでやってみよう。きっとニッコリ笑っていられるね。
　ずっと同じ場所にはいられない。いつでも飛び出していけるくらいじゃないと。歓喜に向かって。
　溶けるほどにね。
　その結果として、好きな事と溶け合えたら、本当に素敵だね。

　

　さて。
　東京の桜は咲いてるかな？
　春は、満開の桜の花を見上げましょうね！

　

　愛を込めて。
　Ryoco

【再び】my blog name changed and...

　こんにちは。
　一度アップした内容を、再度書き加えるという事をしたいと思います。もし、一度読んでくださった方がいたら、すみません。なので、題名に【再び】とつけさせて頂きました。

　ブログ名を、『Ryoco Otowa Diary』から、『La RYOCOLABORATORIE !!』に変更いたしました。
　いままでずっと、おとわりょうことしてblogを続けて来ましたが、おとわりょうこという名前にもさようならする事にしました。
　歳を重ねるという事は、経験を積実重ねる事が大切なのじゃなくて積み捨てる事が大切なのだ、みたいな事を岡本太郎さんは、書いていたけれど、本当に私もそう思います。
　心のお天気が随分荒れ模様だったのですが、春の訪れとともに、ようやくその長い曇り空から抜け出せました。まだ、余韻は残っていて少しだけ曇り空がのぞくときがあるけれど、もうそれに捕われる事がなくなりました。
　長い間大切にして来た荷物を、にっこり笑っておろす事ができた。
　それは、母の何処までも深い明るい愛情が大きな中心となり、家族や友人の愛を感じる事ができたお陰だったと思います。
　孤独も苦しみも十分知った。これからも、人間誰しも（感じている感じていないの差はあるけれど）根源的にはそうであるように、孤独である事には変わりないけれど、それをすっと飛び越えて明るいほうへ上昇しよう。
　ユーモアを見つけ探検し拾い上げ、それを常に表現して行こう。
　必要があれば、誰かと一緒に、いつでもそのエネルギーを外へ向かって開放出来るように生きて行こう。
　そんな風に心が、むくむく〜っと動きだした。
　母が、私には酷く繊細でその優しさのあまり傷ついてしまう面もあるし、それが大きな過失によって、甘える事のできない性格も重なって、散々膨らんでし まったけれど、母の知っている私は、もっととっても強い明るい面白い面を持っている私で、そういう面が、今だって絶対に持っていて十分引き出せるのだか ら、これからはそっちの自分をどんどん膨らませて行けばいいと言ってくれた。絶対に出来るからと。
　ああ、そうだったねって、思い出した。
　自分の事だから知ってはいたけれど、そうやって自分の事をとてもよく知っていて、どんなにめちゃくちゃに問題が積み上げられていても、無償の愛を持って とにかく強烈に信じているというその姿勢が、いとも簡単に人の心をフラットな状態に戻せるものなんだ、というのを知りました。
　止まらない涙はないものですね。

　とっても激しくぶつかり合っても、溶け合えない、そして想いに反して苦しいほどに遠くなって行くという絶望に、傷つかないで立っていられる自分がここにいる。
　それどころか、身軽になってむくむくと力が沸いてくるのを実感しています。
　もっともっと、自分と人と交わりたい。
　そのまんまの自分で、怖れる事なく、ただただ面白い、好きだ、という気持ちだけに殉じて、にっこり笑って、その面白さを表現して行こう。
　世の中は、苦しい事のほうが多いのかもしれない。
　でも、だったらとことん面白い事を探せばいいのだったね。もう隠れていたって、何だって、どんどん探しちゃうから。面白いことたちを。
　そして、それを今後の原動力にしたい。
　私は、書くことで、時には違う方法でエネルギーを放出している誰かと一緒になって、溶け合って、それらを表現して行けたらなあと考えています。縛られる 楽しみもあるだろうけれど、縛られない自由さは、きっととっても楽しいはずで、それを失ってはいけないですね。それどころか、そうあり続けないと。 　

　名前をわざわざ変えなくてもいいのかも知れないけれど、名前ももっとそのまんまでシンプルでいいかなっておもったから、「おとわ」とはさよならして、ただの「りょうこ」で行く事にしました。ただ、それだけなんだけどね。（笑）
　楽しんで行きましょ。
　あなたともあなたとも、一緒に何かできたらいいなあって、夢を持っているの。うふふ。
　そういう、化学反応みたいのを起こして溶け合っていきたいなぁ。

　元気が戻って来たぞ〜！
　太陽に向かって手を広げ、たっぷりエネルギーを吸いこんで、にっこりね！ 　

　火曜日は、ちょっと用事があって、小平まで行ってきました。
　電車から見える富士山が、大きくてとってもきれいだった。
　風は強くて寒かったけど、空がとっても澄んでいて吸い込まれそうな青でしたよ。

blue sky

寅さんとリリーさん。

夜明け前。

↑写真が、今までより大きく表示出来るようになったみたいです。
太陽が昇る前の、空の色が好きです。

　私、寅さんが大好きで、テレビで映画を放送しているといつも観てしまう。
　今夜も、TVをつけたらちょうどやっていて、今日は『寅次郎ハイビスカスの花』というのをやっていた。結構寅さんシリーズは観ているけれど、これは初めてだった。

　唄うたいのリリーさんと、放浪寅さん。この二人の恋は、とてもせつなくってどうしようもないんだけど、愛に溢れている。そんなふたりだけど、ついに結婚なんてしないんだなあ。
　でも、このお話のように、例えば何処か遠い街で病気になってしまってひとりで死んじゃうかも知れない孤独な時、手紙を書いたら飛んで来てくれるような人がいたら、それだけで十分幸せじゃないかしら。
　いつも側にいなくたって、そんなとき、愛する人が心から心配してくれる、その気持ちだけで十分幸せですね。
　例え、それが幻でも何でも、そう思って信じて、ただ感じていたらいい。そう思う。

　リリーさんの選ぶ道、痛いほど分かってしまう。
　夢は幻で、愛はここにあることを知っていて、それはどこで生きていようと変わらない。
　だから、時に幻を夢見て涙を流しちゃうけど、次に会った時は笑顔で恋に殉じている。
　宿命を受け入れ、孤独の中、唄で運命を繋いで旅を続けている。

　人は、知らず知らずのうちに、愛を求めているものじゃないでしょうか。
　どんな人だって。
　例え、自分のことばかりかわいくて人を傷つけるような人だって、愛が欲しいからそうしてしまうのでしょう。
　傷ついた人だって、愛が欲しいから傷ついたのでしょう。
　傷ついた人は、確かにかわいそうだけど、傷つけたことに気がつかず、自分が孤独なことに気がついていない前者より、遥かに幸せなのじゃないかと私は思います。
　でも、どちらにしたって、両者とも同じように愛を感じたいのでしょう。

　愛は与えるものだと思っている私ですら、やっぱり愛を求めているのでしょうね。
　寅さんとリリーさんをみて、ふと、私は愛されているかなって思い涙がこぼれちゃうのだから。

　優しいきもち。
　寅さんとリリーさんをみていたら、背伸びしなくても、このままで成長し開いて行けばいいんだという、柔らかい気持ちになりました。
　たとえ、とろくたって、きのきいた台詞をぽんぽん喋れなくたって、脳天気で単純だけど繊細でもろくたって、落ち込むことはないね。
　きっと、愛されているから大丈夫。
　あなたも、あなたも、みんな、愛されているから大丈夫。

　前を向いたリリーさんみたいに、のびのびと笑っていよう。


　映画の中の、沖縄の海、とっても水色で透明できれいだった。


　LOVE & MERCY
　& HUMOUR
　Ryoco

ひとりdeトーキョーあそび。

　久しぶりの新橋。
　みんな、働いているね。
　やっぱり、おじさん率No1の街だなあ、ここは。
　そして、とっても大人の匂いがたちこめる路地。

　久しぶりに、パーラーキムラヤに寄ってみた。

　　並木通りを歩いてみた。
　　資生堂の前のしだれ桜に、パラパラ桜が咲き始めていました。

夕暮れ時

　今日も、東京はとっても寒くって、寒くって。
　それでも、春は確実に近づいていて。
　日差しはとても強くなっていて。
　空がきれいだった。

MORI TOWER

　今日はお仕事お休みだったけど、六本木へ。
　青山ブックセンターへ、雑誌『coyote』の編集長新井さんのトークを聞きに行ってきました。

　新井さんの行動の動機は、とっても共感出来るなあと思う。
　とても肉体的な部分と、ロマンチックなところが共存している。
　とても、面白いトークショウだった。

　遠くまで、美しい女性が煎れる珈琲を飲みに、男性二人で出掛けちゃった話が面白くって、行っていないのに、リアルに風景が見えたようで、心にその風景が焼き付いた。

　その後、バスで渋谷まで移動して、映画『ピクシーズ』を見た。
　人間って、愛おしいなあって思ったわ。
　なんだかね、そう思ったの。



　今日は一日、いっぱい旅しちゃったみたい。
　そんな気分になった。

　新しいこと、始まりのこと、昼間の街、懐かしい人とそのお話、初めて聴いた音楽とその人たちのお話、大好きな人のお話し。
　人は、それぞれ喜んだり苦しんだりしながら、どうしても繋がっているね。
　世界にただひとり、なんていう日は一日だってない。
　人が好きよ。
　この地球が好きよ。
　トーキョーだって、大好きよ。

　だから、ここにいたいと思うのね。
　ここで生きたいと思ったのね。


　LOVE & MERCY
　& HUMOUR
　Ryoco　

お洋服にときめく。

　やらなければいけないことが溜まっていて、平日にとったお休みの日にも、ごはんを食べるのを忘れるほど集中してやっていたけど、それでも終わらないので、この週末もおウチにかんづめ。しかもその作業のうちの大半は、と〜っても苦手なことだったので、もう大変！
　私は、絶対に建築家にはなれない！なりたくない！と、実感したそんな週末。意味不明ですよねえ。（笑）
　さてさて、今日は早々に切り上げて、ご褒美にカフェでスイーツでも食べようかと思っていたのに、気がつけば夕方！そんなわけで、カフェはあきらめました。

一瞬の青空

　それにしても、今日のお天気は、くるくるとよく変わったなあ。
　午前中は、雨が降っていて、雲も分厚かったのに、ちょっと窓から離れていたら、ぱ〜っと青空が広がって、明るくなった。
　一瞬、全て放棄して出掛けちゃおうかな〜なんて、思っちゃったけど、そうこうしているうちに、また分厚い雲で青空が隠れちゃった。
　そんなわけで、また机に向かった。
　でも、集中するって凄いですよね。あっという間に時間が過ぎる。
　例えそれが、楽しいことじゃなくっても、普段考えている頭の中の雑念がまったくなくなってしまうものですね。
　じゃあ、私は普段そうとう暇なのねって思っちゃうけど・・・暇がそんなに悪いのか〜！（by 『暇の過ごし方』スチャダラパー）
　暇な時間は、とっても大切なんです！
　逆に、忙しすぎると大切なことを考える機会を失っちゃうんだから。ダライラマ法王も、質問して来た日本人に笑いながら、「あなたがた日本人は、ちょっと忙しすぎやしませんか？」って言っていたよ。

　さて、あんまりいい出来じゃないけど、ようやく形が見えて来たので、ベランダに出て空気を吸ったら、何だかまた空がすっきり明るくなっていて、傾き始めた日差しが街を照らしていてとってもきれい。
　気持ちが良かったので、今度こそ出掛けることにした。

Mt.Fuji

　マンションの廊下からの、西の空には、富士山がと〜ってもきれいに見えていた。今日は空気が澄んでいるんだなあ。あの、分厚い雲が嘘みたい。こりゃ、日 が落ちる時間になったらそうとうきれいなんじゃないかな〜って思って、ちょっとお出掛けするのを迷ったけど、すぐに帰ってくれば見れるさ〜って思い直し、 自転車に乗って、何処という訳でもなく走り出してみた。
　気がつくと、マルイチベーグルの前を通っていた。（笑）
　丁度、最後のお客さんが出て行ったところで、ベーグルはすっかりなくなっていて、お店の電気がぱちんと消えた。店じまいの時間です。
　店じまいの時間帯って、なんだかとっても好き。夜は、大概の人にとってはプライベートな時間だから、そこへ向かって行くという街の一体感がとってもいい。

　さてさて。
　今日の嬉しい出会いはここから始まるの。
　日が落ち始めた街で、ふらっと入った、少しだけ気になっていたお洋服屋さん。
　Men'sしか置いていない古着屋さんなのかなって思っていたら、これがもう！とっても素敵だったの。
　古着には、何故か昔から心惹かれる私ですが、多分それは、５０〜７０年代頃までの服の柄とか素材が好きだからかもしれない。
　私は、服に関しては、男の子みたいな部分で惚れちゃう事も多い。その歴史だったり、こだわりだったり、コンセプトだったり。そんな定番を丁寧に扱っているお店ってとっても好き。
　そんな面もあれば、惚れこんで買っちゃうって言う習性もある。だから時々、miyuとかに、リョウちゃんって、時々凄い柄とか色の服を着たりするよね。って言われちゃう。しかも、一回しか着れないってこともしばしば。（笑）

　でも、そんな服だって、ふと１０年くらいたってから、再び気分にぴったりと合って着れちゃったり、たまたま放置されたそれを見た人がとっても気に入っちゃって欲しいって言われたこともあったりと、役に立ったりすることもある。
　さて。私は柄物の布がとっても好きで、だからvintageの着物とか洋服が好きなんだと思っているけど、そんな私のテンションがぐ〜んとあがってしまうお店に出会ったの。
　vintageの他には、主にアメリカから買い付けて来た新品の服が売っているんだけど、とってもセンスがいい。そして、このお店の人がとっても服を愛しているのが伝わってくる、そんな店。
　もう、楽しくって。特に、ワンピースがとっても素敵！
　ブランドがひしめき、似たようなものが溢れてるこの頃、それらの中からこれはいい！って惚れる出会いって、残念ながらそう多くはないものだけど、こんなに狭いお店で、欲しい物が続出している。なんて、素敵なの。
　店員さんの接客が、これまたとても優しくて気が利いていて、心地いい。これは一体、なんなんだろう。素敵だわ。

　近頃の私は、新しくごはんを食べて行くためのお仕事も決めなきゃだし、今年は色々とお金もかかるだろうから、物欲を起こさないように、都 会に住みながらにして、あんまりショッピングに出掛けないようにしていた。そんな押さえていた気持ちも手伝っているのか、楽しい楽しい。
　狭い店内なのに、かなり長居して一点一点鑑賞するように見ちゃったわ。店員さんも、鏡を向けてくれたり説明をしてくれたり、押し付けがましい接客をせず、さり気なく気を使ってくれている。こういうお店で丁寧な説明をしてくれると、ますます楽しくなっちゃう。
　というわけで、本気で楽しかった〜。久々に、お洋服にときめきっぱなしだったわ〜。
　特に欲しいワンピースがあったんだけど、まあ、それなりの値段だし、ちょっと思いとどまってみた。あと、とても珍しいキルティングのvintageのコートがあったんだけど、これは欲しかったなあ。
　う〜ん。でも、ゆっくり見れただけでも幸せです。
　新品の服も、いいねえ〜っていうような憎いセレクトで欲しい物が沢山。闇雲に海外で散財するより、ずっと効率的かも？
　バッグとか、アクセサリー小物類もかわいかった。私は普段、あんまりアクセサリーをつけないんだけど、とっても大好き。ただ、性格的に、まっさらでいたほうが調子いいみたいです。（笑）
　結局、お財布にお金があまりなかったので、「とりあえず今日はこれだけにします」と、そこらへんに売ってそうでよく見るとなかなか出会えない、きれいな形のカットソーを購入。「是非また来るわ！」と、心で呟いてお店を出ました。店員さんも嬉しそうでよかったなあ。
　気がつけば、とっぷり日が暮れていた。
　坂の下に、西の空がピンク色に染まっているのが見えた。きっとウチから見える富士山はきれいだったろうなあ〜ってちょっと思ったけど、素敵なお店に出会えたからいいね。

　街は、昼と夜では違った顔を見せる。だから、普段通らないような時間に同じ道を通った時に、思わぬ発見をする時ってありますよね。
　今夜も、今までずっと気がつかなかった、ブータン料理の店を見つけた。狭い店だけど、なんだか気になりました。値段も安めだったので、ふらっと入っちゃおうとしたけど、お財布にお金がなかった。（笑）
　どなたか、今度一緒に行ってほしいなあ。

freesia

　さてさて。
　お花を買う予定もあったので、お花屋さんに寄ったら、ミモザが売っていた。と〜っても惹かれたけど、それに見合う花瓶がなくて。この季節は、チューリップも素敵。でも、このお店では何故か１０本売り。そんな花瓶はウチにはないのに。
　春は、香りのいいお花がたくさん並んでいるのが嬉しい。結局、フリージアがとってもいい香りだったので、お買い上げ。何だか、今日は黄色い気分みたい。
　惹かれたミモザも、黄色だし、買ったカットソーにも黄色い柄が入っている。
　そして、お花屋さんを出てから、また出会いが。
　いつもは、なんだかごちゃごちゃして入る気がしないお店なんだけど、ちょうどお洋服が入荷したばっかりなのか、なかなか気になるものが置いてある。REPETTOの靴も珍しいのが置いてあって、何故か安い。このお店はアウトレットなのだろうか？
　で、これまた一足春らしいかわいいのを発見しちゃって、迷ってしまったので、思いきって履いてみたら惚れちゃった。お財布に、お金はないので、取り置きしてもらっちゃった。
　今日は買い物するぞ！って言う時、なかなか出会えないって事もよくあるのに、こんなに何にも考えずにふらっと入った店で、惚れっぱなしな、そんな日。最 近、お買い物もしていないし、ファッション雑誌も開いていないから、加速をつけてしまったのかしら。ずっとお買い物我慢していたから、今日は思わぬご褒 美って事でいいわね。
　本当、洋服ってたのしい。靴ってたのしい。
　『衣・食・住』っていうけど、そういう生活と密着している部分の楽しみって、恋とか愛とはまた別な世界で、永遠にときめきと感動が続くものかもしれませんね。
　きっと、おばあちゃんになって、もう恋は十分だわ！って思っても、洋服にはときめくんだろうなあ。
　それと、洋服とかのお仕事について考えると、なんだかとっても心がと〜〜っても和むんです。服を縫っている人とかを想像すると。
　洋服や靴を作っている人たちに、心から感謝ですね。

　さてさて。
　今週の私は、いよいよ終わりへ向かったり、次に向かっていかなければいけなかったりと、色々あるのだなあ。ちょっとだけ、心も忙しくなりそうな予感。
　春のパワーをもらって、明るい気持ちで前進。
　みなさんも、笑顔の多い一週間をお過ごしくださいね。


　LOVE & MERCY
　& HUMOUR
　Ryoco