今日は、32歳のお誕生日だったんだけど、これと言って予定が入らないまま週末を迎えようとしていた。
1日前の9日には、ayumiちゃんの旦那様が出張だっていうことで、荒木展&お家で夕飯のお誘いをしてくれていたのだけど、10日はまるまる空いていたので、何をしようかな〜なんてなんとなく思いを巡らせていた。
宇野千代さんの命日だから、お参りに行こうって言うのは前から思っていたので、自分とひとり静かに向き合う日にするって言うのもいいかな〜なんて思っていた。
そしたら、金曜日にasaちゃんからメールをいただいて、旦那様が一日書斎でお仕事をしているから、お家に来ないかな?ってお誘いがあって、お誕生日をasaちゃんの新居で過ごす事になった。
そんでもって、土曜日のお昼過ぎに、mieちゃんからもお誘いをいただいて、その日の深夜に、世界で一番眺めのいいバーに連れて行ってもらった。
そんなわけで、色々な偶然と、突然が重なって、予想もしなかった嬉しい誕生日を迎える事が出来て、とても幸せだった。
父も、10日になった一番に、メールでお誕生日おめでとうって送ってくれたし、母と弟からもお祝いのメールをもらって、とっても嬉しかった。ヤマゴンやayumiちゃんも、LOVEのこもったお祝いのメールをくれました。本当に本当にありがとう!!
誕生日を覚えてもらっているって、本当にいくつになっても嬉しいものです。
昔、どんなに連絡を取っていなくても、誕生日の日だけはちゃんと覚えてくれていて、お祝いのメッセージをFAXでくれていたMaki。Makiしか覚えてくれていないっていう年もあったりして、本当に涙が出るほど嬉しかったときもあった。
ちょうど仕事がハードだった時期に、帰ってくるのは日が変わる頃って言う毎日で、誕生日にも例外なく仕事で疲れ果てて帰って来たとき、ドアを開けたらちょうど電話が鳴っていて、誰かと思ったら、Makiからのお祝いのFAXだったっていう、あの嬉しさは忘れられません。
彼女が亡くなってから、これからは、淋しい誕生日になるなって思っていた。
って、話していたら、思い出したのだけど、中学の時、大晦日の日に年が変わる前から電話をし始めて、一緒に年を越そうね、なんて約束ちゃったりして、実際にそんな時間を過ごしていた年もあったなあ。
その年の一番最後、そして新年の一番最初にお話しするって言うのが、とても親密な関係に思えて、わくわくして楽しかったのをよく覚えている。大好きだったんですね。
そんなわけで、誕生日が来ると、Makiの事を必ず思い出す。
さて。この分じゃあ、今年の誕生日は、ひとりかもなあ〜なんて思っていたのだけど、でもまあそれも悪くないかって、特別淋しくも思っていたわけでもなかったのに、突然やら偶然やらのお誘いが重なって、結果、とても忙しく幸せな二日間になった。
ふと、Makiがみんなを呼んでくれたのかなあって思ってしまった、そんな二日間でした。
この二日間を総括すると、友人はもちろんだけど、とてもいい風景と、こどもたちに囲まれていた。
お天気がよくなかったにもかかわらず、風景が印象的だって言うのが、さすがは空マニア代表(?)な私ならではかしら。
二日間の始まりは、こよなく愛するマルイチベーグル。午前中から並ぶつもりだったけど、着いたのはお昼前くらい
だったかなあ。週末のこの時間にマルイチにいくと、行列覚悟だって言うのは分かっていたんだけど、やっぱりスゴイ列だった!駄目かなあって思って、店の中
を覗いたら、もうた〜〜っくさんのベーグルたちが気合い十分に並んでいたので、これは確実に大丈夫だと思って、並びました。
雨はまだ降らないだろうなんて、思っていたのだけど、結構降って来ちゃって、前に並んでいたベビーカーに女の子をのせたお母さんも、傘を持っていなくっ
て、ちょっと困っていた。そしたら、雨を心配したmihoさんが様子を見に来てくれて、傘をさしていなかったのが、ちょうど私とそのお母さんだけ
だったので、もっていた傘を貸してくれました。そんな風にさり気なく、一生懸命心を込めてお仕事をしている彼女の精神が、このマルイチベーグルの最大の素晴らしさだって
思う。
もちろん、そんな彼女が作ったベーグルが最高じゃないわけはなく、私はニューヨークで食べるベーグルも、スキップしちゃうくらい大好きだけど、やっぱりマルイチベーグルが世界一だって思っている。
早い時間に来てよかった〜って思ったのは、今まで巡り合えずにいた新しい味に出会えた事だった。ベーグルの種類も豊富で、幸せこの上なかった。
さて。久々にエブリシングやシナモンレーズンに出会えたのも嬉しかったけど、注目はサンドの中身ですねえ。
出掛けちゃうから食べきれないと思いつつ、食いしん坊な私は、食べた事のなかったブルーベリークリームチーズ(TOFU)と、ベジタブルクリームチーズ(有機野菜)をサンドしてもらってしまった。
もうねえ、両方とも、もう本当に美味しすぎて、感動的でした。TOFUのクリームチーズは本当に大好き。
ベジタブルクリームチーズなんて、香りがこれまた、最高!美味しさの極みでした。
それにしても、久々に、あまりにも種類がいっぱいあったから、頭の中を整理するのが大変でした。(笑)
そうそう。私は、今回初めて出会えたのですが、マルイチサブレなるものがあったんですねえ。これがまた、とっても美味しかった♪(180円)
前に並んでいたお母さんに、子供もベーグル食べますか?って聞いたら、素材も安心出来るものを使ってるし、固さも大丈夫だって教えてくれたから、
Ayumiちゃんと子供たちに買って行ってあげる事にした。幸い、今日はいっぱい焼き上がっているから、Ayumiちゃんたちの分を買う事が出来て、それ
もラッキーだった。
そのお母さんには、逆に、いつもはベーグルだけ買って行くんだけど、サンドっておすすめですか?って聞かれたから、もう太鼓判を押して勧めました。そん
なやりとりも楽しく、お姉さんたちともすっかり、顔見知りになって来て、もう、私の人生は、マルイチベーグルなしでは語れないほどになって来てしまった。
これは、もはや愛の域に達していると、しみじみ思ってしまった、そんな日。
これは、セサミなんだけど、全粒粉っていうところが新しかった。全粒粉のプレーンは以前買った事があったんだけど、今日はセサミとあと何かも全粒粉バージョンがありました。
確か、50円UPで買えました。
こういう試みは、とっても嬉しいですね。
さて、その後電車に揺られながら、東京は下町へ。
一度行ったことのあるギャラリーだった筈が、場所が変わっていて、道に迷いかけていた頃、Ayumiちゃんの運転する車が遠くに見えた。それを頼りに歩いて行ってみたら、駐車場にAyumiちゃんの姿が。
巡り合えてよかった。とってもかわいい息子ちゃん二人は、ちょうどお目覚めで、もの凄く眠そうだった!そんなスロースタートだったのだけど、時間が経つ
に連れて、やんちゃっぷりが顔を出して来て、限界がないんじゃないかってくらい元気にはしゃぎ回っていて、本当にかわいかった。
心の底から笑う子供の姿って、本当にこっちまで大人である事を忘れて楽しくなっちゃう。
荒木さんの写真は、相変わらず素敵だった。裸の女性の間に散りばめられている空の写真が、ひと際印象に残っている。そう言えば、リリーさんの写真も混ざっていたなあ。(笑)
エスプレッソも出して頂いて、ゆっくりさせて頂いて、とてもいい時間でした。
そして、こどもたちに、「欧米か!」って、頭を叩かれつつ、Ayumiちゃんの運転する車は、こどもたちのおうちへ。途中、もう何年ぶりかしら!?っていうくらい久々のサンシャインにお買い物に寄ったりしながら。
おうちに戻った途端、BOYSは更に元気爆発!いやあ、結局、私が帰る10時近くまで、その遊びっぷりは持続していたから、凄い凄い!
楽しくて楽しくて、仕方がないっていう笑いに、私も、楽しくって楽しくって仕方がない感じでした。
Ayumiちゃんは、素敵なキッチンで、手際よく料理を作ってくれて、これだけじゃないんだけど、どれもとっても美味しかった!
ごちそうさまでした!
サンシャインで買ってくれた、バケットも、ワインもとっても美味しくって、幸せでした。
大学の頃の懐かしいお話にも花が咲き、写真まで出してくれたまではよかったんだけど、私の恥ずかしい写真も出てきちゃって、「私、これはないよね〜」って過去を抹殺したいくらい恥ずかしがっていたら、「いまさら!」って笑われてしまった。
それも、そうだよねえ。だって、そんな写真ばっかりだもの。(笑)
それでも、あまりにも変な写真2枚は、いただいて来ちゃった。
それにしても、何より、Ayumiちゃん親子を見ていると、本当に子供が欲しくなります。
かわいすぎるんですよねえ、この二人の男子は!弟くんも、幼稚園に通うようになっただけあって、いつのまにかもの凄いお喋りになっていて、私の呟きも聞
き逃す事なく、突っ込んでくるし、にや〜って笑ったり、大笑いしたり、とにかく隙間なく喋っていて、これは才能だって感心してしまった。
お兄ちゃんも、気がつくと私のネックレスをいじって、何やら説明を始めたり、すっかり打ち解けてくれて、私は幸せ一杯でした。
いつもいつも、たくさんの笑顔と元気をありがとう。
その屈託のないきらきらしながら笑う瞳に出会うたびに、私は、何か見えない決意をしている気がします。
生きる力をもらっている。
そして、夜も遅くなって来て、ふたりが仲良くお風呂に入った頃、ちょっとバスルームを覗きお別れを言って、ほろ酔いの中、Ayumiちゃんのお家を後にした。
そうそう。とってもお歳をめしたワンちゃんがいるんだけど、ワンちゃんは、静か〜に私に近寄って来て匂いを確認しまくっていたけれど、帰る頃にはすっかり眠ってしまっていました。
ふたりの坊やたちが、ワンちゃんの若い頃の写真を見て、「かっこいい〜!かっこいい〜!」って叫びまくっていて、彼らにとってのワンちゃんの存在の大きさが意外に大きくてビックリした。(笑)
さて。
いつもなら、ここで終わるのだけど、終わらないのが、なんとも素敵な夜だった。
一旦、家に戻ってから、あと1時間で日が変わるっていう時間にも関わらず、mieとタクシーで、特別なバーへ出掛けました。
mieは、勝手にそこに行くって思っていたけどって言っていたんだけど、実は私も数日前から行きたいなって思っていたところだったから、とっても嬉しかった。
土曜日だから、遅い時間にも関わらず混んでいた。迷ったけど、大人ぶって(いや、32歳だから十分大人なんだけど・・)マティーニを注文。
天気が悪いのにも関係なく、夜景は素晴らしくって、やっぱり世界一だって思う。(何しろ、他を知らないけど。笑)
恋みたいな話など、いつものごとく盛り上がりながら、話していたら12時を回ったので、すかさずmieが「お誕生日おめでとう!」って第一声を贈ってくれて、私にとっては、もう贅沢すぎるくらい贅沢な嬉しさだった。
ありがとう!
こういうシチュエーションは、男女であったらちょっといやらしい感満載なのだろうけど、女同士って言うところが、素敵なんじゃないって密かに思ったり。
素敵な誕生日の始まりのプレゼント、本当にありがとう!
さて、お誕生日の10日は、あいにくの雨。
というか、久しぶりの豪雨!雷までなっちゃって、大荒れの空模様に、ベーグルを食べながら、宇野千代さんのお墓参りは諦めようかななんて思って出掛けたら、ちょっと小振りになって来たので、やっぱり寄る事にした。
いざ、墓地内に入ってみると、お墓が多すぎて、どれが宇野千代さんのお墓なんて分からないような気がしたのだけど、心の中で、「宇野千代さん、千代さんの
お墓まで、どうかお導きください」ってお願いしながら歩いていたら、全く迷う事なく、道を曲がりながらもしっかり辿り着いたので、(理由はないのだけど)
何故か宇野千代さんへの圧倒的な信頼感があったことはあったのだけど、改めて導いてくださったのだなあっていうのを実感しちゃって、嬉しかった。
お参りが出来て、本当によかった。
宇野千代さん、ありがとうございます。
とても素敵なお墓でした。
それから、キルフェボンでタルトケーキを買って行きたいなって思っていたので、雨が小振りになって来ていたから、それも叶って一安心。
いちじくのと、ラズベリーとかが沢山のっているのと、マンゴーのチーズケーキをチョイスした。
asaちゃんの新居に行くのは、今日が初めてだった。
お仕事の合間を縫って、旦那様が車で迎えに来てくれ、辿り着いたマンションは、それはそれは!!素敵だった。
憧れちゃう人続出なんじゃないのかしら。
Ayumiちゃんのお家も、本当にとびっきり素敵なんだけど、asaちゃんの新居も、私には、とてもとても贅沢な夢のような空間でございました。
そして、あまりのマンションの高層っぷりに、おしりがぞくっとしました。(笑)
そんなのも、暫くいると、慣れてしまったから、慣れるって凄い事だって改めて思った。
こんな風景の中でお昼寝したら、まるでお空に浮かんでいるみたいで気持ちがいいだろうな〜っていうくらい、お天気が悪くても素晴らしい眺めだった。
昨日とうってかわって、今日は女の子で、とっても恥ずかしがりやさん。そして、今日も寝起きから始まりました。
始めは、泣いちゃって、asaちゃんママにぴったりとくっついて私を怖れていたのだけど、暫くしたらすっかり仲良しになれたので、とっても嬉しかった。
asaちゃんも、私のお誕生日だって言う事で、朝の6時くらいからパウンドケーキを作ってくれていたらしく、感激でした。美味しかったわ〜!
いやあ、しかし。女の子もやっぱりかわいいなあ。つけ睫毛みたいななが〜〜〜〜くて、いい感じにカールした睫毛がとってもチャーミングで、とってもかわいかった。
性別が変わると、遊びもがらりと変わるから、本当に面白い。やっぱり、こんなに小さい頃から、男と女では、好きなものの違いってはっきり分かれてくるんだなあって思った。
sちゃんは、とにかくお世話系の遊びが大好き。人形たちを布団に寝かしつけるのを、何度も何度も大喜びしながらやっているから、笑いのつぼは微妙に分からないけど、とにかく面白さだけは強烈に伝わって来たので、こっちまで大笑いしちゃった。
私の携帯を貸してあげると、さらに距離が近くなって来て、仲良しになれた。まだ2歳にもなっていないのに、しっかりとした突っ込みをしてくるから、これまた驚いちゃった。
最後には、膝の上にも乗っかってくれて、バッチリ仲良くなれました。
asaちゃんとも、久々に近況をゆっくり話す時間が持てて嬉しかった。
ケーキにろうそくも立ててもらって、お誕生日らしいことまでさせて頂いて、至れり尽くせりでした。
そうこうしているうちに、すっかり晴れ上がって来て、綺麗な空が広がっていました。
こどもたちの笑顔と、みんなの愛のある祝福の言葉に、たくさんの力を頂きました。
思いがけず、贅沢すぎるくらいの二日間、本当にありがとう!
この二日間には、今度のテーマがたくさん詰まっていたような気がしました。
感謝の気持ちが一杯で、幸せでした。
光でいっぱいの愛を。
こぼさないように。
愛で満たして行く、
そんな一年にしたい。
感謝。
すべての人に、感謝の気持ちを。
愛を込めて。
Ryoco