とてもきれいな空と雲。
少し強くなってきた日差しが気持ちがいい、そんな朝。
空を見上げて、スマイル。今日一日、笑顔を忘れないために、再確認。
思いがけず、慌ただしい一日になって、寂しさに捕われる事なく、あっという間に過ぎた感じだった。
それに、とっても楽しかった。
言葉べたな自分が歯がゆいのだけど、伝わらなかったかもしれないけど、心から別れを惜しんだそんな日だった。
私は、今まで出会ってきた同僚のみんなが好きだったし気持ちよく働けたらいいなあと、ただそれだけ思っていたけど。その周辺ではどうしても人の欠点が許 せないとか合わないとか、そんな心のずれが生じたりしていて(普通以上に多い方だったように思います)、常に間に挟まっていた私は、悲しい気持ちになった りもしたけど、それ以上にどうにかならないかなあって悩んだりした事もありました。
でも、色々な事が重なって、辞める事なく長く一緒にいられる場合、そんな隔たりも少しずつ馴染んでくるものです。そんな感じで、なんとか平和にやって来れたような気がしているし、周りのずれも少しは歩みよれたのじゃないかなあと感じている。
私は必要以上に人の気持ちを感受してしまうところがあるから、間に挟まってちょっと辛い時期もあったけど、おかげ様で、とっても色々な事を教えていただいたと思っています。とっても感謝しています。
さて。何人かの職場の人たちが、彼女の席までお別れの挨拶にきてくれたりするのも、彼女だからこそかもなあって思ったけど、改めて、皆とっても素敵な人たちだなあと感じる事ができて、嬉しくなりました。
同僚とのお別れや職場のお引っ越し、そんな忙しい一日が終わって、ひとりになった時、やっぱり寂しさが込み上げてきた。
心を落ち着かせようと、表参道の駅でおりて、とにかく歩いてみた。休憩する気にもならないので、休憩する気になるまでとにかく歩いてみた。
そしたら、だんだんすっきりしてきて、コーヒー屋さんでコーヒーを頼まず、甘い飲み物を飲んでみた。
今、『ダライ・ラマ自伝』を読んでいる最中なのですが、金曜の夜に、それを読んでひとり感動していました。過酷な条件で頑張っている人たちの姿が、目に見えるようで、そんな感動が、私の心の寂しさとかここ数日捕われていた苦しみを少しずつ軽減させてくれた。
自信がないとか、寂しいとか、弱っている心って言うのは、なんて身勝手だったのだろうとしみじみ感じた。
頭では分かっているのに、どうしてもそう言った心に捕われてしまう時、心を内側に向かわせる事がいかに大切かって言う事を再確認しました。
外のものに捕われていると、大切な事が見えなくなる事がある。私はここにいて、私以外のものにはなれないのに、羨ましいという起こらなくてもいい気持ちにまで捕われて自信をなくしてしまう事もある。
自分の内側をみつめて、受け入れる事は、笑顔への近道だって言う事を忘れていた。
お話ししたいなって思った。
大切なのは、会話ではないかなって思った。
人と出会いと別れの中で、自分をちゃんと愛せて、それ以上に人を愛して行くとき、その愛をいい方向へ変化させ続けて行くには、やっぱり会話をすることが大切だなって思った。
祈りは大切で、思いやりの心も大切でしょう。
でも、それには愛と慈悲とユーモアの心を忘れずに、会話をし続ける事が大切なのだって思いました。
会話で、心をつないでいく事が大切だなあって思った。
難しくても、そうしていくことはとっても必要だなって。
それが、金曜の夜のお散歩の収穫でした。
にっこり。
LOVE & MERCY
& LOVE
Ryoco
ダライラマ自伝は私も読んだよ。夜、ベットの中でひとり感極まったのをよく覚えています。人の心が人を動かすこと、信念が人を強くすることを学んだ書です。
慣れ親しんだ仲間が去っていくのは本当に寂しいよね。見送る方はより寂しい。都会にいると人が常に流れている感じがして、出会いと別れがバタバタと繰り返されてるイメージ。Ryoちゃんはそのひとつひとつの出会いに敏感で、真摯に向き合っているよね。そんなところがとても好きです。
投稿情報: miyu | 2007/01/29 01:20
そうだね。
本当に出会いと別れが交差しているよ。
>そんなところがとても好きです。
ありがとう。
あまり好きだって言われる機会ってないから、嬉しい!
投稿情報: Ryoco | 2007/01/29 23:43