私の中で生まれたものが、私だけのものではなくて、世界の全てと、宇宙とリンクし始めて、どちらがそれと分からぬ程になるまで、どちらがそれでも構わなくなるまで、じっと観察し続ける。
それは、せっかちさんにとっては至難の業だ。
神様のような、何か大きな力は、それぞれに見合った課題を与えてくれている。
そう思う。
その作業は、辞めようと思ったら、きっといつでも辞められるだろうけれど、ずっとずっと諦めないで、静かに、熱く、呼吸をしながら、足早に過ぎて行く時間に時に押しつぶされそうになりながら、一握りの自由のなかで、根気づよく見守り続けている。
それで結局、動き出さなかったら?
そういう恐怖は常にあるけれど
それと闘って
にっこり微笑んでいることが
本当の自由ではないだろうか
動き出さなくたって何だって、辞めるわけにはいかないのだ
他の道があるかも知れない?
そんな可能性
闇雲に探していたら
短い人生、終わっちゃうよ
迫り来る未来は、
いつ幕を閉じるか分からない
寿命が尽きるまで
死ねないが
その寿命が次の瞬間でないとは
誰も言い切れない
そんな風に
生と死
見えない物と見える物
相反する物は
常に、今ここに
一緒に存在してる
無条件に
差し出せるもの
与える事ができるもの
それが見つかった時
それが動き出すだろう
また
それが動き出した時
それが見つかるのだろう
そして
その時に
私は何を思うのだろう
世界は
どう見えるのだろう
少しだけ、
バイブレーションと
喜びを感じることが出来た夜に。
Ryoco
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