人生の中で、感動する瞬間は、いつもふいに訪れる。
感動の中でも、「共鳴」は、例えj実際に会ったことのない人であっても、
それは出会いだと思う。
そんな風にして、幼い頃から、色々な作家と出会い、
繋がって来た。
好きな作家や、ミュージシャンや写真家などが、
強くお互いに共鳴していることを、
本や作品などで知ると、
凄く嬉しい発見をしたような気持ちになる反面、
とても自然に、
世界が繋がって行くような気がする。
どうしたって共鳴出来ない人ばかりと時を過ごさなければ行けない時
例えばそこが、とても強く黒い色で覆われている場合、
うっかりその暗さに光が見えなくなりそうな、
きわめて辛い時がある。
そんな時でも、
芸術は、いとも簡単に
私の心をすくいあげてくれる。
そうやって、今まで何度、
助けられてきたことだろう。
大人になっても
新しい発見と出会いは
終わらない。
沢山知識があって、沢山経験しているほど
新しい出会いがなくなるなんて事は
決してないのだろう。
不思議だけれど。
最近、
時々、茂木健一郎さんの
『クオリア日記』を読んでいる。
久しぶりにページを開くと、
一気に読んでいなかった部分を読んでいる。
そこには、毎回、
爽やかで鮮やかな共鳴があって
驚かされている。
そして、喜び、感動している。
そういえば。
前に、同じ日に、
同じようなジャンルについて書き、
ブログをUPしていたことああって、
ちょっとビックリして嬉しかったこともあった。
そして、
今日久々に開いたら、
文章の最後に、
風さえ吹いていれば、
世界は気持ちが良い。
って書いてあって、
これにはもう、
もの凄く感動して、何度もその2行を見つめてしまった。
私も、心から同じように思っているから。
どんなに辛いなあとか、苦しいなあとか、
淋しいなあって思った時でも、
立ち上がれないくらい絶望していても、
ある瞬間に、
風にビューッと吹いて、
私の身体をすり抜けて行くと、
生まれてきてよかったって心から思うのだ。
これは、今まで何度も感じてきたことだ。
絵本のあとがきにも、さらっと書いたかもしれないけど。
私は、風がとても好き。
だから、この言葉に本当に共鳴した。
茂木さんが
とっても好きだなあって
直感的に感じていたのは、
きっとこういう根源的な部分が
共鳴していたからなのだろうなあ。
あんなに知識や経験が豊富にあって、
とっても偉い人なのに、
茂木さんの書いたものを読むと
いつも、もの凄くシンプルなところまで
引き戻してもらっている
例えば、
神経が高ぶって疲れていたとしても、
柔らかい気持ちに包まれ
笑みがこぼれる。
不思議だなあ。
って、茂木さんのことを書いていたら
ついつい
改行を沢山してしまった。
ま、いっか。
うふふ。
よい夜を。
Love.
Ryoco
[いいですね] ハワイへの準備が着々と進んでいますね。みやげ話とたくさんの写真、楽しみに待ってます!
私もクリオネ日記読んでます。インテリにして柔らか頭。ユニークな人だよね。モギさん。
投稿情報: miyu | 2007/07/27 10:38
ハワイ島行きは、金銭的な余裕がないのが頭痛いけど、
とっても楽しみだよ〜
帰りたくないってなりそう・・・
写真も撮ってこないとねえ。一眼レフのデジカメが欲しいわ〜
miyu も茂木さんの読んでるのか〜
さすが。類は友を・・・だね。
この前、A 兄さんと会った時に、その話になったんだけど、
やっぱり時々読んでいるみたいだよ。(笑)
投稿情報: Ryoco | 2007/07/27 23:18