世の中には不思議なことが沢山あるものです。
でも、それをすっかり忘れてしまっていることもあるんだなあ
と、今日いきなり思い出した昔の記憶に驚いた。
最近は、時々こうやって過去の忘れていた一場面を
思い出すことがある。
それも、色々と活字を読んでいるせいだなあと思う。
活字には、古い記憶をを呼び込む力もあるなあ。
私が幼い頃に体験した、どうしても不思議なことは、
思い出しただけで2つある。
ひとつは、今日思い出したのだけど、
私は、幼い頃、何故かとても渋いものにはまっていた時期がある。
それは、タンポポの根っこを掘ってきて、
当時住んでいた社宅のベランダのプランターに
植えて育てるというもの。
たんぽぽは、根を切って、土の中に植えると
芽を出すのです。
初めてそれが成功した後、
とっても感動して、今度は違う種類のタンポポで
やってみよう!と思い立ち、
近所に探しに行った。
そして、忘れもしないことが起きた。
それは、私の住んでいた社宅の建物の、私のうちの
すぐ下の所に咲いていたタンポポの根元を掘っていた時だった。
ずんずん深く掘って行くと、凄いものが眠っていた。
だんごむしみたいな背中の、大きな動物がいるのを
ご存知だろうか?
ちょっと名前が分からないのだけど・・・
もう、まさにそれとしか思えないような巨大な
だんごむしらしきものが寝ていたのだった。
私は、もの凄い恐怖に固まってしまった。
それから、ふっと我に返って、
もうすっかりタンポポのことなんて忘れ、
その気味の悪いものが起きないように、
そうっと土をかけたのだった。
人は、
あまりにも怖いとき、異常におとなしかったりするものかもしれない
私は、確かその後、
恐怖を胸に抱えながら家に帰ったのに
母に話した記憶がない。
そして、どきどきしながら
家にあった図鑑で、その動物を探した。
私は、その動物が載っている近辺のページが
苦手だったから、めくるのが辛かったけど、
確認したら、ますますこの動物だと確信した。
しかし、なぜ日本に??
いたとしても、動物園なのでは?
なぜ、こんな東京の下町にひっそり眠っているのだ??
考えれば考える程謎は深まった。
あれは、何だったのだろう??
あの時も、何度も不思議に思って
何度も図鑑を見て考えたのだけど、
子どものこと、そのうち飽きて、
まあ、そういうこともあるさ〜という
大ざっぱな結論に達して忘れてしまっていた。
あれは、夢ではないと思う。
昼間だったし、はっきり覚えているし。
でも、そうであるなら何故??
あともうひとつは、
UFOだ。
私は、かつて、2回UFOを見た事があるのだけど、
一回は、私は既に中学生か小学校高学年くらいだったと思う。
ぼうっと空を眺めていたら、円盤が見えたので、
目を疑って、母と弟を呼んだ。
そして、3人で見たので、あれは間違いない。
弟とは、一緒においかけもした。
あれは、皆で確認したし、
不思議なこととはそう思っていない。
不思議なのは、やはり東京にいた頃の話で、
やはりその社宅内で起きた。
私は、大好きなさっこちゃんというお友達のおうちに
遊びに行っていた。
よく、お泊まりにも行っていたと思う。
そして、その日もお泊まりしていた。
夜中、私はひとり起きてしまった。
そして、中庭の方のカーテンが何か妙に明るいのに気がついた。
そして、窓の外を見てみたら・・・
巨大な宇宙船(?)がとまっていた。
今でも鮮明に思い出せる。
その時の恐怖とともに。
私の小さい頃は、よく土曜日の昼間に
今思うに、B級映画はかりやっていたチャンネルがあった。
こわ〜いのも結構あって、
学校から帰ってきてテレビをつけて
怖いのに目が離せなかったB級映画が沢山あった。
本当に、怖かったなあ〜〜
宇宙人ものとかもあって、そうとう怖かった!
気がついたら、周りの人がみんな宇宙人だったっていう
映画を観た後は、親ですら疑ってしまって、
頸の後ろに変な装置がないか、そっと確認したこともあった。
泣きそうなくらいどきどきしながら!
というわけで、宇宙人ものにはただならぬ恐怖を持っていたのだけど、
その社宅に出現した、巨大な、きらきらと光っている
宇宙船を見た時は、まさに息をのんだ。
心臓がとまりそうなくらい怖かった。
気づかれたら終わりだ・・・と思い、
我に返ると、誰も(宇宙人とか?)でてこないのを確認して、
そうっとカーテンを閉めて、
友達のいる布団に潜り込んだ。
あれは怖かったなあ。
今となっては、不思議体験ではなくなっている、
似たような体験がもうひとつあって、
それは、サンタクロースだ。
その年のクリスマスは、
なんとしてもサンタクロースが来るまで
そっと起きていて会ってみたいと思っていた。
そんな計画を練っているから、どきどきして
眠たくなる筈もなく、私は寝た振りをした。
やがて、両親も眠りについて、
熟睡しているような寝息が聞こえてきた頃、
私は起き上がって、そっとキッチンへ回り込んで、
窓の外を見た。
しばらく見ていると、
むかいの社宅の軒下に、
まさに、サンタクロースが来ていたのだった。
赤と白のコスチュームに、白い荷物を背負っていた。
私は、声にならない声で感動してしまった。
遂に見てしまった!!ってね。
そして、もうすぐにウチに来るに違いないと思って、
寝た振りをすることにした。
だけど、いつの間にか寝てしまっていたようだった。
朝、気がつくとサンタさんからのプレゼントが置かれていた。
あの時も、サンタさんを見たことは親に言わなかったっけなあ。
私は、そういう不思議な体験を何故か親に言わず胸にしまっていた。
何故だったのだろうなあ。
大人には言ってもわからないだろうと直感で知っていたからかなあ。
今なら、真っ先に言うのだけどね。(笑)
でも、後に、サンタクロースがいないって知った時、
あれは何処かのお家のお父さんだったのだなあと自分の中で
納得したのだった。
でも、いまだにあのUFOだけは
何だったのだろうと思う。
夢でないとしたら、何なのだろう。。。
私は、やっぱり宇宙人なのだろうか。
そうだ。
大人になってからの不思議体験としては、
六本木から乃木坂に行く途中に見た、
ハレー彗星並み(と言っても見たことはないけど)の
もの凄い大きな流れ星みたいなものだ。
あれは凄かった。
次の日に、大学の図書館で各新聞を調べたけれど
どこにもその謎を裏付ける記事は載っていなかった。
そのとき一緒にいたバイトの先輩も見ていたと思いこんでいたのだけど、
後に尋ねたら、私しか見ていなかったらしい。
その空を一緒に見た後、暫く会話がなくなって、
そのあとに、その事に触れず、
今まで体験した不思議話で盛り上がったので、
先輩も見たとばかり思っていたのだけど。。
あの夜は、それがあまりにもきれいで驚いて、
話題にするのすら勿体ない感じだったのだった。
何だったのだろうということは、
小さいことならたくさんありますよね。
小さい頃に海で拾った得体の知れない骨のような
珊瑚のようなものは、河童にしか見えず、
妙な雰囲気が漂っていた。
神聖なもののような気がした。
中学の頃ふと思いたって、理科の先生に持って行ったけど、
動物の骨だろうなあ・・・と言ったきり、
先生にも見当がつかなかった様子だった。
あれは・・・やっぱり河童だったのかしら?
あれは、あまりにも神聖な気がしてどうすることも出来なくて、
暫くウチの神棚に置いてあった。(笑)
確か、その後随分経ってから海に戻したと思うけど。
多分、不思議なことってもっとあったのかも。
みなさんも、そんな不思議な体験があるかしら?
きっと、あるのだろうなあ〜
って、そんな事を考え出したら、
気になってしまって何となく目が冴えちゃったので
こうしてブログを書いています。
さて。
お肌に悪いから寝るとします!
もうすぐでハワイ島だ!
だけど、全く荷造りしていない・・・
どうも、キラウエア火山に行く最初の数日は、
お天気が悪いらしい。ぐすん。
お天気が、いいといいなあ〜
ではでは、
おやすみなさいませ。
Love,
Ryoco
追記;
今日は、なんとお財布を忘れて出掛けてしまったのに、
パンを買うことが出来た。
パスモって、素晴らしい・・・
と、現代のアイテムの素晴らしさを実感した一日でした。
コメント