髪の毛を切ってから2ヶ月が過ぎたので、そろそろ散髪しに行きたいなあと思っている今日この頃。渋谷のサロンでずっとお世話になっていたTさんとKさんがご結婚されて、宇都宮にオープンされたお店に行ってみたいと切望しているんだけど、なかなか行けないのが歯がゆい。
大好きな美容室が遠くにあるというのは、なかなか辛いものです。
私は、髪の毛が伸びるのがとても早いの。
こう言うと、大概は「あ、えろいんだね〜」と言われますが(死語?)、そんなときは、心の中では「確かにね」と思いつつ、「女の子は、逆なんだよ。伸び
るのが遅い人がえろいんだよ」って言い返す。そうすると、大概の人は、初めて聞くその小話に、「へえ〜そうなんだ!」と素直に感動してくれます。えへへ。
さて。
今夜は、一息入れていつもと違う感じで行ってみたいと思います。(そんな気分)
このVOX(このブログ)は、コメントするには登録しなくちゃできないし、トラックバック機能もないから、ちょっとえろい(死語?)話をしても、いわゆる迷惑な攻撃は受けないだろうと思い、今夜のテーマは『えろす。』と致しました。
保健室の先生(もしくは保健体育の先生)、本領発揮という感じで?
意味不明ですみません。(同僚に、そう呼ばれたことがあるんです。)
始めにお断りしておきますが、えろい話をしようとしていますが、私はとても純粋なんです。『えろい=純粋じゃない』という計算式は成り立たないのよ、と私は思っています。
さて、いい訳はこのくらいにして(笑)、結局えろすについて全く話さなかったら、ブーイングかしら?
小学生の頃、クラスに『エロS太』と呼ばれていた男子がいました。
ある放課後、帰宅をする気配がまったくないエロS太は、分厚い辞書みたいなものを机の上に置いて、私に向かってこう言いました。
「へへ〜、○○○(私の名字)、おまえさあ、あかちゃんってどうやって出来るか知ってるかあ〜」
突然の質問と、その分厚い本を目の前に、エロS太は誰もまだ知らない秘密を握っているに違いない!と、確信した私は、慎重に想像を膨らましありったけの知識を総動員して考えた。
その、えろえろな目つきでへらへらと自慢げに質問してくるところを見ると、絶対にその答えの中には何かしら『えろい事』が含まれているというところまでは推測出来た。
私は、想像と妄想を膨らまして考えた挙げ句、
「う〜ん・・・男子と女子がくっついてキスしたらできるの!」
と、そんな事を言った気がする。すると、エロS太は、それはそれは嬉しそうにニヤ〜って笑って、
「ブ〜〜〜!うほほ〜、おまえばっかじゃね〜の〜、知らないのかよぉ〜」
と、言って馬鹿にする。
「え、違うの?じゃあどうやったらできるの?教えてよ。その、本に書いてあるんでしょ〜」
と、私も何故か負けられないと思って、やっきになった。しかし、エロS太は、
「だめ〜教えてやんない〜、うほほ〜」
と、鼻高々。
この放課後の、細かいディテールまで本当によく覚えている。でもきっと、大人になったエロS太は覚えていないだろう。
この日から、私の中には、その秘密について、本気で知りたい気持ちが膨らんだ。というか、まだまだ知らない未知の世界があることに、ただならぬ好奇心が膨らんだ。
それからというもの(?)、『海底二万海里』や、『はてしない物語』など、そんな物語の中にある未知の世界に夢中になっていた私は、いつの間にか、えろすを探し求めるようになっていた。
とは言え、思春期と言われる時期に、みんながワイワイ言いながら見ていたらしい、いわゆるエロビデオは何だか怖くて見てみる気にならなかった。実を言う
と、未だにエロビデオをちゃんと見たことがない。そして、いわゆる初体験なるものを早い時期からすませていく友人の話を聞いては、何やらとても危険な大人
の香りを嗅いてしまったようで、くらくらしたものだ。
そのかわり、芸術や文学や映画にあるえろすは、とことん(?)追いかけた気がします。(笑)
友人Kが、学生の頃、私は世界で一番えろいことを考えているに違いないと本気で思っていた・・・と言うようなことを言っていたけれど、ちょっとその種類は違うかも知れないけど、私もそう思っていた。
すました顔の水面下で、情熱を持ってえろすを探求していましたよ。だからきっと、友人Kよりえろだったに違いありません。だって、私の心に描いているのは、エロビデオのそれとは、全く違うのだから。心も含まれたえろすだから。
同年代で、そんな私ほどのえろはなかなかいないと思われ少し疎外感もあったのだけれど、山田詠美さんの本を読んだりしていると、まるで何でも話せる友人を見つけたように嬉しかったものです。(もちろん、えろすの部分だけを好きなわけじゃないのですが)
さて、そんな私ですが、いわゆるえろい言葉については、疎かった。みんなが早くから知っているようなセックスに関する言葉について知ったのは、随分大人になってからじゃないでしょうか。当時は、ちーんとすまして、知ってるよって顔をしていましたが。(笑)
私はよく、普通知っているよねっていう事を知らなくて、驚かれるのだけど、何でそんな事知ってるの?って驚かれることもよくあります。う〜ん、何ででしょうねえ。
多分、小説とか、好きな作家のエッセイなどから得た知識が大半だったからなんじゃないかなあと思っています。
えろすが含まれている面白い会話って大好きなんだけど、それとは別に、そういった一般的なえろ知識が不足しているからか、時々放っておくと、そうとは知らず、うっかり一般的にはえろ用語なのに、そうとは思いもせずに、楽しそうに話してしまっていたりする事もしばしば。
色々あるけど…ソフトでかわいらしいところでは・・・
『YES NO まくら』とかね。
その意味を知らずに、その響きがなんだかくだらなくって面白くって、大笑いしていた。
これって、『新婚さんいらっしゃい』のパネルに含まれている商品だけど、この意味を知ったのは、ほんのつい最近なんです。
まさか、新婚さんのベッドの上の出来事の中に、『YES』とか『NO』があるなんて夢にも思わないでしょ。少なくとも、私には全く想像し得ないことだった。
だから、これは、本当に目から鱗でしたよ。
男女の間に、『YES NO まくら』が存在するなんて、なんてすごい発想なのだろう。『NO』ばかりがベッドの上に置かれていたら、それはそれは哀しいったらありはしないか。想像するだけでも、恐ろしくなってきた。
私の中には『NO』という枕はないなあ、きっと。
あ、でも『NO』のなかには『YES』の気持ちが含まれているんだなあ!と言って、遊ぶのも楽しいかもね。
って・・・随分ととりとめがなくなってきましたね。
やはり、えろすを文章で語るのは難しいなあ。
保健体育の先生としては、もっともっとお話し出来そうなのですが、今日の授業はこの辺で終わり。
続きは、また次回。リクエストがあれば何なりと。
私はよくこう思っていました。
私はこんなにえろすについてあれこれ想像し、思いめぐらせているのに、みんなはそうでもなさそうだ。
わたしは、なんでこんなにえろいの!そして、なんで、みんなはそんなにえろくないの?
なんで!?って。
・・・今、Ryoちゃんは、やっぱり脳天気だなあって言ったでしょ?
でもね。
私はこう思うのよ。
愛とは想像力。
そして、それらに「ユーモア」と「えろす」というエッセンスは絶対的に不可欠。
ってね。
えろすは、その人の魅力を嗅ぎ分ける、秘密のエッセンス。
えろすの心も大切に。
LOVE
& HUMOUR
Ryoco
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