今年の7月7日に、アルゴア呼びかけで『LIVE EARTH』という世界規模の音楽イベントが開かれるそうだ。
一昨年に行ったLive 8とちょっと似ているけど、これは地球環境に焦点をあてているみたい。
このライブについてのアルゴアの記者会見を見ていたら、やまごんの好きなファレル(PHARRELL)も出てきてスピーチを行っていたのだけど、これがとてもよかった。
http://liveearth.msn.com/(ファレルのスピーチは、約24分後)
こういうイベントは、趣旨が一人歩きしているなあと感じてしまう時がある。そこにメッセージがあるのに、それがあまり心に届いていないんじゃないかって思うような瞬間がある。残念ながら、Live8でも少し感じたことだった。
それは、イベントを盛り上げている側が、地球を守ろうとか貧しい人々を救おうと訴える行為に夢中になり過ぎたり、それをデザインされた広告のようなきれ
いな映像にまとめ過ぎたりして、それを聞いている人たちを、まるで映画でも見ているような、なんだか枠の外にいるような気持ちにさせてしまう感じも否めな
い。現実のこととして心から認識する前にイベントが終わってしまうというのは少し哀しいことだなあと思う。
そうではあるけれど、少しでもこういう呼びかけが音楽を通して多くの人へ届くその時間を持つことだけでも、意義のあるとてもいいことだと思う。こう言っ
たことを考えるきっかけにはなっていると思います。こういう機会はもっともっとアプローチを変えて増やしていけるといいですね。
だけど、やっぱりこういうイベントがある時だけではなくて、日々、世界に目を向けて考えることがとても大切だなあとおもう。
私自身は、日々、愛する人たちの幸せを祈るときに、会ったことはないし行ったことはない世界中の土地や人々のことを観想します。そして、私の愛する人々へと同じように、愛を送って祈っています。
こういうことは、無駄かと思う人もいるかもしれないけれど、私は決して無駄ではないと確信しています。もちろん、祈るだけではなく、行動もしていかなければいけないけれど、まず日々想いを向けることがとても大切だと思うのです。
だから、みんなにもそうしてほしいなあと思います。
世界中の生きとし生けるものが幸せじゃないと、個人の幸せは真に成り立たないと思うから。
ファレルは、このスピーチの中で、この地球について認識して考えることが、私たちの日常にあるカルチャーとしてある、様々なことー音楽や芸術や宗教などーと同じようになるべきだと、ゆっくり話している。
彼の目はとてもきれいだなあと思っていたけれど、その目にぐっと吸い寄せられるようなスピーチだった。
彼の、そういった地に足の着いている目線で、こういう場でスピーチされたことはとても素敵なことだと思った。何と言ったらいいか、彼が音楽を通して自分
の言葉を伝える時のように、ちゃんと彼の中でこういう地球の問題について感じ取り、考え、その過程で調理されて紡ぎ出された言葉がこのスピーチにはちゃん
とあった。だから、とてもピュアに心に届いたのでしょう。
彼のスピーチによって、そこにいる他の人々の想いもぐっと伝わるようなそんな感じがしました。
こういうイベントで、少しでも世界のことを認識する機会を持つことは大切だけど、ファレルの言うように、こういった地球の問題は、常に音楽や芸術と同じように、日々私たちは感じて考えていきたいですね。
一日のうち、少しの時間でいいから、
世界中へ、あなたの中で一番光っている愛を送ってみて。
LOVE & MERCY
& HUMOUR
Ryoco
[いいですね]
おお Pharrell の文字にくいついてしまった。笑
残念ながら私には『カルチャー』しか聞きとれなかったけど相変わらずステキ…
前にPherrellを観たRyocoちゃんが「四国の中学生みたい」と言った事が忘れられません。(覚えてる?)
投稿情報: yama | 2007/02/22 14:39
あはは。
私ってば、そんな事言ったの!?
・・・うーん、言ったような気もして来た。
すっかり頭から抜けていたから、思わず大爆笑しちゃったよぉ!
私って、放っておくとそんな事言ってるんだね。
いけないねぇ。
でも、「四国の中学生みたい」って、我ながら的を得ているわぁ。(違う?)
四国の中学生のようなピュアな雰囲気があるよね。うん。
年上だとは思わなかったなあ。(カニエさんは年下に見えなかったけど)
私も、スピーチを全部聞き取れたわけじゃないんだよ。でも、心は伝わる感じだったね。素敵だと思ったよ〜
投稿情報: Ryoco | 2007/02/22 19:32