お盆が終わると、一気に夏も終わりの気配がたちこめてくる。
相変わらずの熱帯夜、日中も暑いのだけれど、
2、3日前、風が、ふと
秋の匂いを運んできたような気配がした。
気のせいかしら?
でも、きっと気のせいじゃないのだろうな。
私自身は、お盆休みなど特になかったのですが、
土日を使って、やまごんとMakiのお墓参りに行ってきた。
快晴で、ぎらぎら照りつける太陽と、夏の暑さにどんどん膨れ上がる入道雲の下で、
私はお花、やまごんはお線香、とそれぞれの役割を心を込めて。
それから、そっと手をあわせた。
彼女は、
きっと、元気でいることでしょう。
お父様と赤ちゃんと一緒に
急遽、仕事で会えなくなってしまったMakiのママ
一目でも会いたいと思い、
やまごんとおばちゃんの職場までおしかける。
まだ終わっていない様子だったので、駐車場で勝手に待ってみることにした。
私たちは、一緒にいると、ず〜〜〜〜っと喋っているので、
待つのは全くの苦にならなかった。
時間がたっぷりあるようで、なんとも夏休みらしい。
どれくら待っていたのでしょう?
ようやく、仕事を終えたおばちゃんが駐車場にあらわれたので、
「お疲れさまです!」
ちょっとお喋り出来て、それしか時間が取れなかったけど、会えてよかった。
おばちゃんも、とっても喜んでいた。
そうそう。
やまごんの高校時代のお友達たちにも会った。
子沢山!!
まさに、そんな空間で楽しかった。みんな素晴らしくやまごんを愛してくれていたのも、すぐに感じられて、そういうのもとっても嬉しかった。
なかでも、Fちゃんの、逞しい出産経験には驚いた。
安産の人は、本当にいるもんだ。
その前の夜は、家族でお祭りへ。
はっちゃんは、人生で2回目のお祭りだけど、去年は赤ちゃんだったから、初めてみたいなものだね。
始めは、寝起きだったのか、ぼ〜っとしていたけれど、
盆踊りの曲が流れると自然と身体は動いてしまうようで、
ぼけ〜としながら、身体を揺らし、手を叩き始めたりしていた。
音楽を聞いたら、リズムをとることは、まさに彼女の使命かのように見えた。
そんなはっちゃんでしたが、
花火が始まると、だんだん調子が出てきたようで、指を指して大喜び!
それを見て、みんなも大喜び。(はっちゃん見てないで、花火を見ましょう〜!)
ここのところ、1ヶ月おきくらいにはっちゃんと会っているけれど、
これくらいの子は、本当に1ヶ月でどんどん成長して行くのだっていうのがよく分かる。
はっちゃんの、きらきらした笑顔を思い出すと、本当に喜びの力が出る。
話は変わって。
フォトグラファーのA兄さんに、カメラのことを色々と聞いていたら、
ふつふつとカメラが欲しくなってきてしまった。
ちょっと前は、中判カメラが欲しかったけど、
カメラに詳しい人に話を聞くと、安いカメラでも魅力的なものは色々あるのもだなあ。
「露出計さえあれば、めちゃくちゃきれいに撮れるよ」
「あのう、例えば、風景の虜出を測りたいと思ったら、どうすればいいの?!」
「あのう、りょうこさんは、どちらの大学を出られていたんでしたっけ・・・」
何となく、露出計は私には無関係だと思っていた、ひどい学生でした。
どちらにしても、ハワイ島へは、デジカメ以外に一眼レフを持参しようかと考え中。
記録するということより、ちゃんと捉えておきたいという気持ちがそう仕向けさせるのだろうか。
紀伊国屋書店で、森山大道さんのでっかいハワイの写真集をみたのだけど、
あのカラフルな色彩のハワイの景色が、全部モノクローム。
そして、例のごとくすごい量の写真!
でも、色がなくたって何だって、そんな事は全く関係ないように飛び越えて、
ビシビシとハワイの熱と色が伝わってきた。
やっぱり凄いなあ。
そう言えば、私が宮古島へ行った時も、モノクロで撮った写真がある。
自転車で小さな中心の街(平良市)から、行けるところまで自転車を走らせたときに撮った
日本列島の果ての、孤独な真夏の一枚を、ボスがいまだに持っていてくれているとかいないとか。
嘘でも、「あれは返さないよ!」って言ってくれた一言はとても嬉しかった。
ここ数日、とにかく活字を読みまくっている。
勉強したいぞ!っていう気持ちがふつふつと沸いてきて止まらない。
難しい言葉とか英語とか、さすがに飛ばしたら
意味が分からなくなる程頻繁に出てきちゃうので、
ちゃんと調べるんだけど、この歳で新しく知る言葉たちは、
どうやらなかなか覚えられないようだ。
それが何だか悔しい。
・・・え?頭悪いだけ?(笑)
でも、ディテールはビシビシ伝わってきて、感動する毎日。
楽しくて仕方ない、贅沢な時間。
だけど、あまりにも集中しちゃうから、どど〜っと疲れてしまう。
子供並みです。
私も、勉強がもっと出来たら、東大とか行ってみたかったなあ。(笑)
そんな中、
このブログを読んでくださった方から、
メッセージを頂いた。
『おつきさまののぞきあな』を買って頂いたそうで、
とても大切に物語と絵を読み進めてくださって、
本棚に並べてくれたそうだ
ブログを始めてから、あまり読んでくれている方は
多くないのかもしれないけれど、
時々こうして、とても素敵な出会いがある。
そのなかで、縁あって、時々、
私の絵本は、出会うべくして、その人のもとへと辿り着く。
そのなかでも、物語をとても大事に読んでくださって、
ご自分の人生に照らし合わたり、
物語のなかを旅したり、
それぞれの感じ方で、心から絵本と向き合い
楽しんでくださる方がいて、
さらに、それを私に伝えてくださったる方がいる。
そのとても希有な出来事は、
巡り巡って、きらきらした喜びをもたらしてくれる。
とても嬉しい出来事で、
そのひとつひとつに感謝の気持ちが一杯です。
深い深い闇を見てから、
大切な何かが崩壊し、
傷ついてしまったけれど、
生命の火は消えることなく
その光は
私の手のひらからこぼれ落ち、
少しずつ、きらめく言葉の
結晶となっていく
本が、この世界の見知らぬあなたに
届いたことに、感謝
あの絵本を、
手にして、感じてくださった
みんなが友達
そして、『おつきさまののぞきあな』は
いつでもすべての人に向けて開いている
そっと、
静かに、
この宇宙をたゆたっている
これもひとつの命なんだ
夕方、
世の中は、家路についたり、
仲間を誘って飲みにでも行こうかと
思う時間、
私はその喧噪を抜け出して
ビルに囲まれた、
人はたくさんいる筈なのに人気のない
石のベンチに
寝そべってみる
ビルの合間に、大きく広がる空はどこまでも青く
きっと、
その向こうにはどこまでも宇宙が広がっているのだろう
大人の女性が
そんなところに寝そべっているのなんて
あきらかにおかしいのだろうけれど
誰も通らず
最高に気持ちが良くって、楽しい時間だった
このところ、
肩こりと頭痛がなかなか治らなくて、
たまらず、もがいているうちに、
私はリラックス運動を思いついた。
とても人には見せられない程に、
気持ちいいと思うがままに、
動きまわる
ふにゃふにゃと
私はおそらく、今までの人生で
リラックスするポイントを上手く捉えられなかった
人間なんじゃないかなあと思う。
ずっといつでも、どこかに力が入り過ぎていたようだ。
これは、今までのマッサージさんの意見を
総合して、自覚したこと。
だから、意識的にリラックスするべく
身体を、何の法則も成しに、自由にめちゃくちゃに
くねらすことにしてみた
これは、ヨガをするより即効性がある感じ!
おそらく、私の頸の当たりの骨は
曲がっているか傷ついているんじゃないかなあと思う。
そのせいで、沢山の筋肉に負担をかけて
生きてきたんじゃないかなあ。
いずれ、レントゲンとかCTスキャンとかやって、
自分の身体を覗き見てみたいものです。
久しぶりに、近況でも書こうかと思ったら、
脈絡もなく、
おもいつくままに
つらつらと書いてしまいました。
この部屋に来て、本を増やさないように心に誓ってから
約2年。
誓いは、もっと現実的にたてるべきだと
反省。
今日もまた、本を買ってしまった。
昔、実家にあったという記憶のある
ゲーテと、気になっていたニーチェも買った。
勉強出来るって、甘美で嬉しいことだ。
夏に読書をしていると、
クーラーなどなかった
小学生の夏、
暑いけど、涼しい風が入り込む
夏の匂いがたちこめる部屋で
虫の声をききながら
『はてしない物語』や『海底2万海里』などの
長編をわくわくしながら読んでいたことを
思い出す。
そこのあなたも、是非
この夏、素敵な読書体験を!
って、何かの呼び込みたい。
うふふ。
愛を込めて
(夏風邪には気をつけて!)
Ryoco
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