スイーツは、何だかんだ言っても、やっぱり凄いと思う。
そして、パティシエという職業は、相当素晴らしい職業だと思う。
と、
こんな風に言うようになるなんて、
私もすっかり甘い物好きになっている証拠でしょう。
かつて、私はあまり甘いものを自分で買ってまで食べることはしなかった。
執着も衝動も殆どなかった。
とは言え、幼い頃の記憶で、隠れて角砂糖を食べるのが、
凄く好きだったと言う過去もあるのだけれど。(笑)
多分、母があまり甘いものが好きじゃなかったんじゃないかなあと思う。
だから、うちには甘いお菓子どころか、
スーパーで売っているようなお菓子は、あまり登場しなかったように記憶している。
お菓子の新作について、学校で話題になってもついていけなくて、
ちょっと寂しい気分がしたものです。
それでも、買って買って〜っていうおねだりも大してしなかったようなきがする。
ケーキは、誕生日とクリスマスに食べるものだったけれど、
時々、父がトップスのチョコレートケーキをお土産に買ってきてくれる事があった。
これが、美味しくてね〜
思いがけないって言う嬉しさも手伝って、相当に幸せな気持ちで食べていたと思う。
マクロビオティックを勉強した人なら、
砂糖やチョコレートが何故良くないのかということについては、
納得のいく説明を読んで、なるほどと思ったことだと思う。
だけど、納得した事と、チョコや砂糖を人生から消し去ってしまうというのは
別問題だ。少なくとも、私はそう思う。
もちろん、マクロビオティックには、他のもので代用したスイーツのレシピがある。
それは、実践しているのは素晴らしい事だと思うし、それで幸せならそれは最高だろうなあと思う。
しかーし!
人生の様々な局面には、って、そんな大げさな話じゃないけど、
私たちは、生きている間には、様々な魅力的なスイーツに出会ってしまうものである。
砂糖やチョコが、引き起こすだろう病気や、精神面での悪影響もあるだろうけれど、
反対に、スイーツがもたらしてくれた、喜びや笑顔や感動だってある筈だ。
それによって、仕事がはかどったとか、原動力の一部となった人だっているだろう。
物事は、なんでも両極を見つめなければいけないのだ。
姪のはっちゃんが、初めて食べるものを口にする時、
私は、わくわくしながらその様子を見ていた。
だって、人生で初めて食べるものって、大人になったら高級品でない限り、
そうそうないでしょう。
少し物が分かってきた1歳ころ、初めて食べるものを口に入れ、
もごもごと、口の中で確かめている。
そこでどういう判断がなされているのか全く分からないけど、
もごもごのあとに、美味しかったら、
必ず、これ以上ないって言う程の笑顔で喜ぶのだ。
あの、食べた時の感動って、すっごくいいなあって思うんだ。
何だか、生きるってこういう事だったよなあって、
一番大切な部分を見たようで嬉しかった。
美味しいスイーツは、
そんな生まれて初めて、美味しいものを食べた時のような喜びを
提供してくれているような気がしてならない。
たしかに、食べ過ぎは良くないけど、それだけの話じゃないだろうか。
スイーツは、
毒であり、
極上の薬だなあって思う。
遥か昔から、
そのようにあって、
これから先も、
ありつづけるだろうなと思う。
追伸:
十字式に行ってきた。
マッサージの時とか、あらゆる癒しの治療の時もそうなんだけど、
私はそうとう凝り固まっているらしい。
反応を見ると、よく分かる。
でも、素晴らしく全力で歪みを治してくれたので、
頭痛はなくなって、目がよく見えるようになった。
肩こりは、暫く通わないと、長年培ってきた
色々な凝りはほぐせないだろうと、言われなくても本人が一番良く知っている。
昔、ある施術師さんに、頭蓋骨がなかなか開かないと言われた。
この強靭な何かは何なのだろうと、てこずっていらっしゃった。
ヨガや瞑想など、あらゆる身体を緩める方法があるけれど、
それらを踏まえた上で、整体ってやっぱり深いなあと思った今日この頃。
呼吸、瞑想、はどの考え方でもやっぱり必要で、それはそうだろうと
凄く納得している。
最近、
自分の中で、水と植物にぷるんと包まれているイメージがあって、
今でも感じているけれど、
それからは、水に関する本に出会う事が凄く多い。
今日買った整体の本も、よく読んでみると、
水をイメージしての整体方法が紹介されている。
赤ちゃんの頃の、あのゆるゆるさ加減、
気持ちのいい方へ身体を動かす自由さ。
美味しいものを食べた時の喜び、
そういう、
あたりまえのことを
しっかり見つめて行きたい
そんな32歳です。
そういうことをしっかり見つめて行くと、
自分の女性の部分がむくっと立ち上がってくる。
わたしも、いつかは子供を産んで
育てたいなあ。
やっぱり女性だから、そう思うのかしらん。
みなさん。
私程ではないにしても、
現代に生きる人の身体は、実は色々な意味で間違ったつき合い方が染み付いて、
聞こえない悲鳴をあげているのじゃないかなあと思う。
身体が便利な生活に慣れてしまって、
本来使うべき部分を使わなくなり、退化しているのは、
共通の問題だろうと感じられる。
人間の身体は、本来一日中同じ姿勢をするようにはなっていない筈。
頭蓋骨とか骨盤を、意識的にゆるめて
身体と向き合う事って、凄く大切だと思うのです。
身体の不調を感じて、始めて向き合う気になるものだろうけど、
本当なら、幼い頃からの習慣として母親がお手本になるといいんだろうなあと思う。
とにかく、
みなさん、身体は大切な鎧です。
よく見つめて、偏ったバランスならば、
フラットにしてあげましょ!
そんでもって、美味しいスイーツは、
我慢せず口にして、にっこりしましょ。
(但し、スイーツは特別な食べ物だと思っていたほうがいいなあと思う。あたりまえだけど、手に入るからって、沢山食べるのは絶対によくないのです。スイーツもバランスが重要だ)
よい夜を!
Ryoco
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