大好きな友人に立て続けに会うと言う幸せだった日。
少し肌寒くなってきた東京を、自転車で駆け抜けた。
クミちゃんは、いつも自転車でやってくる。
ファイヤーキングカフェで待ち合わせをして、インドネシア・ランチ。美味しかった。
何だか、ハワイ島話を随分した気がする。そう言えば、これが人にちゃんとお話しした最初のような気がする。
コーヒーも頼まず、水だけでお話し通してしまった。
それから、二人で代々木公園へビューン。
サイクリングコースを走ったのだけど、気持ちがいい!最高だった!
木々の中を走るって、本当に幸せだ。特に、こういう長い間生きてきた木々の中を走る時は。
そして、クミちゃんが、夏に来た時にいたと言うクワガタの幼虫のその後を確認に行ったけど、いなかった。
近くに、公園内で、散髪してもらっている人がいた。
私も、実はその昔、同じマンションの同じ階に住んでいて仲良くなったY君に、代々木公園で切ってもらった事あったなあ。撮影もした。
Y君はとても腕のいい美容師で、当時はお世話になったけれど、今は所在を知らない。お元気かな〜。
木の曲線で、牛のお乳みたいなのが沢山ぶら下がっているような形の木があったのだけど、あれはどうしてああなってしまったのだろう・・・木の博士がいたら教えてもらいたい。
それから、一旦家に帰ったら、とっても嬉しいメールが2件来ていて、元気になる。
そして、今度は東新宿までビューン。
20分くらいでついた。伊勢丹の辺りを抜けるのが結構大変だった。
都会を走り慣れしている人たちにイラっとされたことであろうけれど、彼らの後をついて行くと、いい感じで車の間を抜けられた。
そして、やまごんとほぼ同じ時間についたようで、再会を喜び、タイ料理屋さんへ。
ゆかりはお仕事忙しくって来れず、残念!
いやあ、何を話したのか、多すぎて思い出せない。ハワイ島の話もしたけれど、それ以上にやまごんの話が沢山あったし、お互いよく喋ったな〜〜。本当に。
そして、Makiの命日だった。
7年なんて、過ぎてしまえば、あっという間だった。
本当に苦しくて、色々な事を考え、感じ、経験したけれど、過ぎてしまった日々は、
透明なふたが優しくうっすらとかぶさって行くようで、心から執着や苦しみは、
時とともに浄化されて行くようだった。
そんな風になるとは、苦しみの時は、思えなかった。一生哀しみが続くかと思った。
こうやって、うっすら透明な蓋がかぶさっていくことで、人は死なずに生きて行けるのかもしれないと思う。
ハワイの先住民は、とても短い間に、沢山の命が失われたと言う。
そうやって、家族の命が失われて行く中、残された者たちは、
哀しみのあまり鬱になったりして、さらに多くの命がたたれてしまったそうだ。
ハワイ島で、そんな哀しいお話を聞いたけれど、
その中でもわずかな命が、深い哀しみを背負って、強く生き抜いた事も忘れてはいけないと思う。
そして、この数年で、本当に沢山の命が周りで生まれているねえと、そういう話もした。
何故か、私たちには出来ないけど・・・とか言いながら!(笑)
去る命があり、生まれてくる命があり、そういうのを目の当たりにしながら、生きて行くのだ。
そして、私たちも、いつかは死を迎える。
でも、それは大きな生のひとつの点でしかないのだろう。
きっと、肉体がない時代を経て、またこの世界に降りてくるのだろう。
その時に、この地球がどうなっているのか、誰にも分からない。
私は、やっぱりこの地球を愛しているから、
生きている間に、精一杯、出来るだけの事はしてきたいと思っている。
Aloha,
Ryoco
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